ソーシャル・メディア・ガイドライン

平成26年2月17日制定
学  長  裁  定

Facebook、Twitter、LINE、mixi、電子掲示板、ブログ及び動画共有サイト等のソーシャル・メディアは主要なコミュニケーションツールとして普及しています。一方、ソーシャル・メディアへの不用意・不適切な情報発信(写真投稿等)により、発信者のみならず、大学あるいは他者までも巻き込む事件が発生しています。
ついては、熊本大学の学生、教職員及び本学に関わる者(以下「構成員」という。)として、ソーシャル・メディアを使用する際は、次の原則を守り、責任ある行動をとってください。

  1. (法令遵守)
    日本国の法令を遵守してください。特に著作権の公正な取り扱いは、教育研究機関としてとりわけ重い責務があることを自覚してください。
  2. (諸外国の法令・国際法遵守)
    海外渡航中など国外においては、自らの置かれた状況に応じて、諸外国の法令や国際法を遵守してください。
  3. (人権の尊重)
    一人ひとりの個性や多様性を尊重し、異なる意見や考え方、生き方をお互いに認め合うことをすべてのコミュニケーション活動の原点に置いてください。
    人種、信条、性別又は社会的身分等についての差別的な内容を含む情報及び他者に対する誹謗中傷や不適切な内容を含む情報を発信してはいけません。
  4. (守秘義務の遵守)
    大学が授業として行う講義、演習、実験、実習等又は研究室等で知り得た守秘義務のある情報及び職務上知り得た守秘義務のある情報を発信してはいけません。
  5. (正確な情報の発信)
    本学の構成員としての立場を踏まえて正確な情報を発信するようにしてください。信頼性の確保できない情報及び虚偽の情報を発信することは、あなた自身と本学の名誉と信頼を損なうことになります。
  6. (免責の記載)
    本学の構成員であることを明示してソーシャル・メディアを使用する場合、発信内容は個人の見解であり、本学の立場や意見を代表するものではない旨を記載してください。ただし、このような旨を記載していても、他者には、本学を代表しているかのように受け取られる可能性があることを自覚してください。
  7. (プライバシー保護)
    ソーシャル・メディアは非常に多くの人々が情報を共有する空間です。写真等を含む自身又は他者のプライバシーについて、一度ネットワーク上に発信された情報は、不特定多数の人々からアクセス可能であること、その結果、予期せぬ形で世界中に拡散する可能性があること、そうなった場合は、ネットワーク上から完全に削除することは困難であることを認識してください。
  8. (調査)
    ソーシャル・メディアを使用した結果、本学規則に違反あるいは法令上の係争に発展した場合、関係機関と協議調整の上、当該者の情報発信に関する履歴を調査することがあります。

お問い合わせ
総務部 総務課 総務担当
096-342-3117