第56回定例学長記者懇談会を開催しました

 令和8513()、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。

 小川 久雄 学長の挨拶に続き、「『グローバル卓越人材招へい研究大学強化事業(EXPERT-J)』の採択」について大学改革・評価担当、人事担当の富澤 一仁 理事及び発生医学研究所の妹尾 奈波 独立講師から説明が行われました。富澤理事からは、「グローバル卓越人材招へい研究大学強化事業(EXPERT-J)」の概要と、熊本大学が本事業を通じて重点分野の研究力を強化し、世界中から多様な人材が集う研究教育大学としての基盤確立を進めていく方針であることについて説明がありました。また、本事業により発生医学研究所に着任した妹尾独立講師からは、現在進めている『発生医学における脂質分子の生理生化学』の研究について紹介がありました。

 次に、「熊本大学 半導体リスキリングセンター」について、半導体リスキリングセンターの青木 伸俊 センター長が説明がありました。半導体産業の急速な発展に伴い、深刻な人材不足が課題となる中、本センターでは社会人を対象としたリスキリング教育を通じて、実践的な半導体人材の育成に取り組んでいます。青木センター長からは、入門から専門レベルまで体系的な講座に加え、実機を用いた実習や少人数ゼミ形式の講習など、「見て・触れて・体験する」本センターの特徴である実践型教育について紹介がありました。

 次に、「株式会社マイスティアとの連携協定 AIでヒト動作を新たな医療バイタルサインへ」と題し、心臓リハビリテーション寄附講座の松澤 泰志 特任准教授、株式会社マイスティアの工藤 正也 代表取締役社長及び古京 直也 イメージプロセッシング事業部長から説明がありました。高齢化に伴い、心不全患者や要介護者が急増する中、松澤特任准教授と株式会社マイスティアは、スマートフォン等の動画からヒトの動作をAIで解析し、それを新たな「医療バイタルサイン」として活用する共同研究を開始しました。松澤特任准教授からは、熊本大学の医療的知見と株式会社マイスティアが有する独自のAI画像処理技術を融合させることで、日常的な動作から身体機能の低下を早期に発見し、要介護化の予防へと繋げることを目標とした研究内容について紹介がありました。

 次に、「令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者の決定」について、研究開発戦略本部 技術部門 生命科学系技術室の中川 雄伸 技術専門員から説明がありました。本件は、研究室の枠を超えた組織標本作製支援や免疫染色条件の標準化を通じて、本学の研究基盤の強化と研究の再現性向上に大きく貢献した取組が評価されたものです。装置の共用化や人材育成を含めた全学的な支援体制の構築により、研究成果創出の加速にも寄与するなど、波及効果の高い成果となっており、中川技術専門員からは、具体的な取組内容と今後の展望について紹介がありました。

 最後に、司会より『災害復旧支援団体“熊助組”』のクラウドファンディングが目標を大きく上回る支援を得て終了した旨の報
告が行われるとともに、周知に協力いただいた報道機関をはじめ、支援者の方々へ謝意が示されました。

 参加した報道機関からはそれぞれの発表に関して多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。なお、懇談会の資料はこちらをご参照ください。

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小川学長 富澤理事
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妹尾独立講師 青木センター長
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松澤特任准教授

株式会社マイスティア

古京イメージプロセッシング事業部長

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中川技術専門員 会の様子

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総務課 広報戦略室

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