公認心理師を目指しているみなさんへ
公認心理師とは
公認心理師は、公認心理師法によって定められた「国民の心の健康の保持増進」に関わる心理専門職の国家資格です。保健医療・司法犯罪・福祉・教育・産業労働といった分野において、心理学の専門的知識と技術を用いた心理的援助を行います。
公認心理師になるためには
公認心理師の受験資格を取得するには、公認心理師養成プログラムを実施している4年制大学で定められた25科目を修了して卒業した後、(1)大学院修士課程(又は博士前期課程)に進学し、必要な科目の単位を修得のうえ修了する、か(2)特定の施設で2年以上の実務経験を積む、必要があります。その後、国家試験を受験し合格することで、公認心理師の資格を取得できます。
熊本大学の公認心理師プログラム
熊本大学では2018年度より、文学部総合人間学科、および教育学部初等中等教育コース小学校専攻(副専攻心理学)で公認心理師プログラムを開始し、公認心理師受験の要件となっている科目を受講できるようになりました。
また2024年度からは、大学院社会文化科学教育部 現代社会人間学専攻公認心理師専門職コースにおいて、大学院での公認心理師養成課程を開始します。
これにより、学部での公認心理師プログラムから大学院の公認心理師専門職コースに進学するという、公認心理師の資格取得に向けた一貫した環境での学びが可能になりました。
公認心理師受験資格の詳細については、厚生労働省のHPをご参照ください。