学生手作りの音声点字教具を九州・沖縄の全ての盲学校に贈呈しました

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t241218-1.jpg 11月22日、熊本市水前寺共済会館で開催された「全九州盲学校長会」 で、工学部技術部職員の指導の下に学生が製作した「音声式点字タイプ教具」10台が、九州・沖縄の全ての盲学校・視覚総合支援学校に1台ずつ贈呈されました。

熊本大学「きらめきユース・プロジェクト」の「点字って楽し化プロジェクト」で工学部学生が製作したもので、昨年3台の教具を贈呈され、授業で使用している熊本県立盲学校からの推薦を受けて全九州への贈呈が決まりました。贈呈式では全校長が起立・拍手で学生を出迎え、学生から1 台ずつ教具を手渡されると、教具での点字入力と読み上げ機能を試しました。校長会を代表して、自らも全盲の校長が挨拶に立ち「大学が盲学校のことを考えてくれるだけでも大変有り難い。教具に触れて、児童に試させたい事が次々に浮かんだ。全国への提供を目指してこれからも頑張ってください」と感謝の言葉を 述べられました。教具はこれ以外にも、富山・奈良・滋賀の盲学校等に寄贈されています。

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(2012年12月18日掲載)

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