教員に対してコロナ禍における授業の実施状況等を調査

【ポイント】

  • 本学の教員(非常勤講師を含む)を対象に、コロナ禍における授業の実施状況等を把握するためのアンケート調査を実施した。
  • 8割以上の教員は授業準備時間がコロナ禍以前よりも増加していた。
  • 半数近い教員が「概ね毎回」授業時間外に行う課題(宿題)を課していた。
  • 学生の授業や課題に対する取組・姿勢や学修成果を昨年度と比較すると、「以前よりもよくなった」と答えた教員は23~27%、「以前よりも悪くなった」と答えた教員は8%だった。それ以外の教員は「変化なし、一概には言えない、わからない」と評価していた。

【概要説明】

 熊本大学 大学教育統括管理運営機構では、本学の教員(非常勤講師を含む)を対象に、「前学期の遠隔授業等に関するアンケート調査」を実施しました。この調査は、前学期の授業実施から定期試験及び成績評価に至る一連の活動を通じた授業実施の状況を把握することを目的としたものです。令和2年11月9日から12月28日にかけて本学の学習管理システムのアンケート機能を用いたweb形式で調査を行い、338人から回答を得ることができました。

 調査の結果、明らかとなった主な点は以下のとおりです。

  1. 8割以上の教員は授業準備時間がコロナ禍以前よりも増加していました。
  2. 半数近い教員が「概ね毎回」授業時間外に行う課題(宿題)を課していました。
  3. 学生の授業や課題に対する取組・姿勢や学修成果を昨年度と比較すると、「以前よりもよくなった」と答えた教員は23~27%、「以前よりも悪くなった」と答えた教員は8%でした。それ以外の教員は「変化なし、一概には言えない、わからない」と評価していました。
     
     調査結果の詳細については、以下の「報告書」をご覧ください。
     http://hqac.kumamoto-u.ac.jp/news_topics/topics/topics_20210409.html

 本学では、今回の調査結果を今後の遠隔授業等を実施する上での授業設計、環境整備、サポート体制及びFD活動の見直し並びにアフターコロナ下での遠隔授業等の在り方の検討資料(エビデンス)として活用する予定です。

【詳細】プレスリリース本文 (PDF295KB)

お問い合わせ  

熊本大学 学生支援部 教育支援課 教育支援チーム 教務支援担当
電話:096-342-2716
e-mail:gak-senmon※jimu.kumamoto-u.ac.jp

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