外国語科目の履修について(令和7(2025)年度入学学部生対象)

各学部の必修外国語について

 外国語科目には、必修外国語と自由選択外国語があります。必修外国語は、既修外国語(英語)と初修外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、コリア語)があり、学部によって履修する単位数が異なります。

 文学部・教育学部・法学部の学生は、インターネット入学手続システムで初修外国語を選択する必要がありますので、このページの「初修外国語の選択について」を必ず確認してください。

 外国人留学生は、必修外国語の履修方法や履修申し込みについて別途案内しますので、このページの「外国人留学生(学部生)の必修外国語について」を確認してください。

学部 必修外国語 単位数合計
既修外国語(英語) 初修外国語(独・仏・中・コ)
文学部 7単位 6単位 13単位
教育学部 6単位 2単位 8単位
法学部 7単位 6単位 13単位
理学部 5単位 5単位
医学部 5単位 5単位
薬学部 5単位 5単位
工学部 5単位 5単位
情報融合学環 5単位 5単位

※ 独:ドイツ語、仏:フランス語、中:中国語、コ:コリア語

初修外国語の選択について(文学部・教育学部・法学部の学生)

 文学部・教育学部・法学部の学生は、インターネット入学手続システムで、初修外国語を第1希望から第3希望まで選択してください。
 理学部・医学部・薬学部・工学部・情報融合学環の学生は、必修外国語が英語のみとなりますので、インターネット入学手続システムによる手続きは不要です。

初修外国語の履修希望を決定する際の留意事項について

 初修外国語の履修には、学部・学科・課程(専攻・履修モデル)等によって要望があり、その要望に沿って履修するように定められています。従って、各自の履修希望を決定する際には、以下の説明を熟読し、自分が希望する専攻・履修モデル等の要望に従い、専門分野の学習に支障がないように留意してください。
 初修外国語のクラス編成は、原則として第1希望に割り振りますが、特定の言語に希望者が集中した場合は希望理由を考慮して第2・第3希望に割り振ります。「理由なし」を選択した方を優先的に第2・第3希望に割り振りますので、進学を希望する専攻分野で特定の言語の履修が指定されている場合など、第1希望以外への割り振りを希望しない場合は、「第1希望の外国語を希望する理由」を必ず記入してください。また、選択した言語からの変更はできませんので、よく検討した上で選択してください。
 初修外国語の各言語の紹介文はこちらです。

文学部【既修外国語(英語)7単位、初修外国語6単位】

 文学部としては、みなさんが大学に入って初めて触れる外国語を早い時期に、集中して習得することによって、その後の各専門分野における学習が充実したものになるようにという観点から、初修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・コリア語)を重視しています。もちろん初修のみならず既修外国語(英語)の履修も重要であり、その運用能力の一層の向上を期待しています。

学科 コース 履修モデル 必修外国語の履修に関する要望
総合人間
学科
人間科学 哲学 独語又は仏語を選択することが望ましい。
心理学 いずれを選択しても構わない。
社会人間学 倫理学 独語又は仏語を選択することが望ましい。
社会学 いずれを選択しても構わない。
文化人類学
地域科学 地域社会学
民俗学
地理学
歴史学科 歴史資料学 日本史学
考古学
世界システム史学 アジア史学 中国語を選択することが望ましい。
西洋史学 独語又は仏語を選択することが望ましい。
文化史学 いずれを選択しても構わない。
文学科 東アジア言語文学 日本語日本文学
中国語中国文学 中国語を選択することが望ましい。
欧米言語文学 英語英米文学 いずれを選択しても構わない。
独語独文学 独語を選択することが望ましい。
仏語仏文学 仏語を選択することが望ましい。
多言語文化学 比較文学 いずれを選択しても構わない。
国際文化学
コミュニケーション
情報学科
コミュニケーション情報学 コミュニケーション情報学
現代文化資源学 現代文化資源学

※ コースの決定は、2年次進級時に行います。

教育学部【既修外国語(英語)6単位、初修外国語2単位】

 初等・中等教育コース(国語専攻)並びに副専攻として国語専攻を志望する小学校専攻の学生で「漢文学」を履修しようとする者は、これらの科目の性質上、中国語の知識を必要とするので、初修外国語については中国語を選択することが望ましいとされています。
 初等・中等教育コース(実技系専攻(音楽))並びに副専攻として(実技系専攻(音楽))を志望する小学校専攻の学生は、カリキュラムの性質上、独語、仏語の知識を必要とするので、初修外国語についてはドイツ語又はフランス語を選択することが望ましいとされています。
なお、初修外国語の履修言語の変更は認められません。

法学部【既修外国語(英語)7単位、初修外国語6単位】

 法学部の学生にとって、国際化の進展に伴う既修外国語(英語)の必要性はいうまでもありませんが、さらに、多様な文化や価値観を学び視野を広めてこれから幅広く法学の学習を進めていく上で、初修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・コリア語)もしっかり身に付けておくことは、必要不可欠です。なお、法学部では、英語に加えて、ドイツ語及びフランス語を重視しています。

外国人留学生(学部生)の必修外国語について

Ⅰ.外国人留学生(学部生)の必修外国語の選択について

 外国人留学生(学部生)は、必修外国語として日本語を履修することができます。必要な単位数や履修方法は学部によって異なりますので、以下の説明をよく読んでください。
 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、コリア語は日本語で授業が行われますので、選択する際は注意してください。

学  部 履 修 方 法
文 学 部 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、コリア語及び日本語の中から、母語を除き2言語をそれぞれ6単位、計12単位を履修する。ただし、2言語のうち1言語は英語又は日本語を必ず履修しなければならない。これに加えて、英語e又は日本語1単位を履修し、合計13単位を履修する。
教 育 学 部 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、コリア語及び日本語の中から、英語及び母語以外の外国語1言語、計8単位を履修する。(英語を母語とする場合は、英語2単位+英語以外6単位とする。)
ただし、英語A-1、英語A-2の2科目2単位を含むものとする。
法 学 部 日本語(7単位)と母語以外の外国語1言語(6単位)を履修する。
理 学 部 日本語又は英語で計5単位を履修する。
※ただし、母語は履修できない。
医学部 医 学 科 日本語又は母語以外の外国語1言語で計5単位を履修する。
保 健 学 科 日本語5単位を履修する。
薬 学 部 日本語4単位を履修するほか、日本語1単位もしくは英語e(1単位)を履修する。
工 学 部 英語4単位の全部又は一部の代わりに日本語を履修してもよい。これに加えて、英語e(1単位)を必修とし、合計5単位を履修する。
情報融合学環 英語4単位の全部又は一部の代わりに日本語を履修してもよい。これに加えて、英語e(1単位)を必修とし、合計5単位を履修する。
《外国人留学生の必修外国語の履修申し込みについて》
提出書類に必要事項を記入して、入学手続書類と併せて郵送で提出してください

1.提出書類
  留学生用外国語履修申込書(様式:A4サイズ片面印刷)
  ※申込書の書き方はこちら(準備中)を確認してください。

2.問い合わせ
  熊本大学学生支援部教育支援課教育支援チーム教養教育担当
  TEL:096-342-2717(月~金曜日(休日を除く。)8時30分~17時15分)
  Email:gak-kyoyo※jimu.kumamoto-u.ac.jp 〔※〕を@に変更して送信してください。

Ⅱ.留学生のための必修外国語履修説明会について

 2025年度入学の外国人留学生(学部生)を対象に必修外国語履修説明会を実施しますので、必ず参加してください。
 ※説明会には、『教養教育の案内』冊子を持ってきてください。

 日時:未定(2025年4月上旬に開催予定)
 場所:未定

自由選択外国語の履修について

 自由選択外国語は、必修外国語だけでは不十分な側面を補うため、また、各自の多様な目標に挑戦するため、さらに新しい外国語を学ぶことを目的として、全学部向けに開講されています。自由選択外国語として、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、コリア語、ロシア語、スペイン語、ヘブライ語、イタリア語、ラテン語、日本語(留学生のみ)が開講されていますので、積極的な履修が望まれます。
 修得した単位は、選択科目の単位として卒業要件単位に認定されますが、必修外国語の単位に振り替えることはできません。
 自由選択外国語の履修の申込みは、入学後(履修登録時)に行ってください。

お問い合わせ

教育支援課 教養教育担当
TEL:096-342-2717、2718、2727