学部

教育研究上の目的(学士課程)

本学は、教育基本法及び学校教育法の趣旨に沿った教育研究上の目的を次のとおり定めています。

熊本大学は、教育基本法及び学校教育法の精神に則り、総合大学として、知の創造、継承及び発展に努め、知的、道徳的及び応用的能力を備えた人材を育成することにより、地域と国際社会に貢献することを目的とします。

[文学部] [教育学部] [法学部] [理学部] [医学部] [薬学部] [工学部]

文学部

文学部は、豊かな教養と人文・社会科学に関する深い専門的知識を有し、創造的知性をもって自ら課題を発見し解決する実践的な能力及び現代社会に必要なグローバルな視野と市民的公共心を備え、もって社会に貢献できる人材を育成することを目的とします。

学科(課程)名 目 的
総合人間学科 「人間」について理論的・実証的に考察し、また様々な地域事象や社会文化現象を体系的に捉えることで、現代社会が直面する諸問題に対応しうる能力を持った人材を育成します。
歴史学科 歴史資料を確かな専門知識・理論・技術に基づいて分析し、過去の歴史や思想を読み解くとともに、地域や時代を横断的かつ総合的に俯瞰することを通じて人間や社会、異文化に対する理解を深め、現代社会が抱える諸問題に対応し、発言できる人材を育成します。
文学科 様々な言語に習熟するとともに、鋭い感受性、柔軟な思考力、的確な表現力を培い、言語と文学を通して人間を探求し、国際交流を推進する人材を育成します。
コミュニケーション情報学科 現代に生きる人間が抱える、そして現代の社会や地域が直面する様々な課題を広く深く理解し、価値ある問いを見出しそれに答える確かな方法を追求するために、人文社会科学諸分野の成果や考え方を応用できる探究心と思考力、日本語や英語による高度なコミュニケーション能力を身につけ、独創的な解決策を具体的に提案できる発信力を持つ人材を育成します。

教育学部

教育学部は、広い視野と深い教養をもった豊かな人間性を基盤とした教員の養成と地域社会における生涯学習等の指導者の養成のため、教員や地域社会の指導者として必要な基礎的・専門的な知識・技術を修得させ、併せて主体的な課題探求能力を育成することを目的とします。
※令和4年4月に学部改組を行い、4課程から1課程(3コース)に統合しました。

学科(課程)名 目 的
学校教育教員養成課程 初等・中等教育コース 的確な児童・生徒理解に基づき、児童・生徒の指導や学級経営を行うことができる教員、自らの「深い学び」の経験を踏まえ、児童・生徒の「深い学び」を支援できる教員、ICT活用やインクルーシブ教育に関する知識・技能を備え、児童一人ひとりの個性に応じた個別最適化された教育を行うことができる教員、これからの社会のあり方を見据え、SDGsやSociety5.0等の理念を踏まえた教育を行うことができる教員、大規模災害や感染症の流行など、予測困難な事態にも「チーム学校」の一員として対応できる教員を養成します。
特別支援教育コース 特別支援教育に関する高い専門性と指導力、リーダーシップとコーディネート力を備え、特別支援学校教諭として勤務するほか、特別支援学級や通級指導教室を含めた学校全体の特別支援教育を推進していくことができる教員を養成します。
養護教育コース 子どもの体と心の健康教育・管理を行い、それぞれの子どもの状態・事情に応じた発育・発達の支援を行うことができる教員、各学校・地域の事情や、感染症の流行などの健康問題の発生に応じて、実態を調査し、対策や指導計画を立案することができる教員、他の教員とは異なる養護教諭としての専門性に基づき、心身の健康に問題を持つ児童・生徒等に対して指導を行うことができる教員、学校保健活動の中心となる保健室を運営し、専門家や専門機関との連携のコーディネーター的な役割を担う教員を養成します。

法学部

法学部は、法的及び政策的知識を基盤として、社会に生起する具体的問題を解決しうる基礎的能力を育成することを目的とします。

学科(課程)名 目 的
法学科 法的または政策的に「考える力」・「表現する力」・「議論する力」を用いて、社会に生起する具体的問題を解決しうる基礎的能力を有する人材の育成を目的とします。

理学部

理学部は一学科制の特色を活かして、自然科学に対する幅広い知識と理解、および、豊かな創造性と国際性を持ち、課題探求能力を備え、科学立国及び地域文化の創造に貢献できる人材を養成することを目的とします。

学科(課程)名 目 的
理学科 一学科制の特色を活かして、自然科学に対する幅広い知識と理解、および、豊かな創造性と国際性を持ち、課題探求能力を備え、科学立国及び地域文化の創造に貢献できる人材を養成することを目的とします。

医学部

医学科は、医学及び関連領域における社会的な使命を強い倫理観をもって達成するために必要な科学的で独創性に富む思考力と人間性とを涵養させつつ、医師として必要な基本的知識、技量を修得させ、生涯にわたって自己研鑽を積むことのできる人材を育成することを目的とします。
保健学科は、生命や人間の尊厳に基づく心豊かな教養及び高度な専門的知識・技術を備え、チーム医療のスタッフとして活動し、地域や国際社会に貢献できる資質の高い医療技術者・研究者・教育者を育成することを目的とします。

学科(課程)名 目 的
医学科 医学科は、医学及び関連領域における社会的な使命を強い倫理観をもって達成するために必要な科学的で独創性に富む思考力と人間性とを涵養させつつ、医師として必要な基本的知識、技量を修得させ、生涯にわたって自己研鑽を積むことのできる人材を育成することを目的とします。
保健学科 保健学科は、生命や人間の尊厳に基づく心豊かな教養及び高度な専門的知識・技術を備え、チーム医療のスタッフとして活動し、地域や国際社会に貢献できる資質の高い医療技術者・研究者・教育者を育成することを目的とします。

薬学部

薬学部は、「薬学は医療を通じて人類の健康に貢献する総合科学である」との理念の下に、薬剤師の職能及び医薬品の創製・保健衛生にかかわる基本知識を修得させるとともに、生命科学を基盤とする高度の“薬学的”思考力と倫理観を備えた創造性豊かな人材を育成することを目的としています。

学科(課程)名 目 的
薬学科 薬学科は、医療系薬学及び衛生・社会系薬学を中心とした応用的学問を修得し、高度化する医療において薬物治療に貢献する臨床研究者として活躍する人材の育成を目的とします。
創薬・生命薬科学科 創薬・生命薬科学科は、物理系薬学、化学系薬学、生物系薬学を中心とした基盤的学問を修得し、創薬科学や生命薬科学分野の先端的研究者、医薬品の創製等の場で先導的役割を担う研究者、技術者及び医薬品情報担当者等として活躍する人材の育成を目的とします。

工学部

工学部は、社会と科学技術の関わりについての幅広い見識と豊かな専門知識を備え、人間社会と地球環境との共生の実現を指向しながら、社会の持続的発展を技術面から支える、人間性豊かな人材の育成を目的とします。

学科(課程)名 目 的
土木建築学科 建築空間の計画と設計から地域や都市の社会システム、市民の生命や財産を守る社会基盤づくりまで、自然環境と共生し、人々の安全で快適な暮らしのために貢献する人材を養成します。
機械数理工学科 ものづくりの基幹技術である機械工学、高度なシステム技術及び数理工学を組み合わせて広範な問題解決に活かせるグローバルな視野を有する人材を育成することを目指しています。
情報電気工学科 電気工学・電子工学・情報工学に関する専門知識を十分に備えて、これらの分野と人間・環境との関わりや分野相互の関連性を総合的に理解して、その専門知識を人類の福祉に供することのできる豊かな創造力を備えた技術者、研究者を養成します。
材料・応用化学科 物理学と化学をベースとして、原子・分子レベルから物質や生命を深く理解することで、人間社会と自然環境が調和しながら発展していくことを目指して、医療、環境、資源、エネルギーなどの課題を生命化学、物質化学、材料科学の立場から解決することのできる工学技術者、研究者を養成します。

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