Webマガジン「Kumadai Now」就職活動の「初めの一歩」を応援!学生主催の就活準備支援団体[Own Work Note]

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就職活動の「初めの一歩」を応援!学生主催の就活準備支援団体[Own Work Note]

就職活動の「失敗談」が基軸のセミナー

 Own Work Noteは、民間企業からすでに内定をもらった熊大生が主体となって運営する、就活準備支援団体です。毎年、夏までに就職活動を終えた学生がスタッフとなり、8月(2018年は9月開始)から12月までの4カ月間に、翌年に就職活動を行う後輩のための就職活動セミナーを4回主催しました。2018年に活動したスタッフの代表で法学部法学科4年の部當佳彦(べとうよしひこ)さんに話を伺いました。

 「Own Work Noteは、16年続いている団体です。昨年活動したメンバーは、講座の企画から運営まで、メインで動いた人が10名、セミナー当日のスタッフとして参加してくれた人が毎回4、5名いました。就職支援課の呼び掛けで、後輩のために活動する意欲を持ち、自発的に集まってくれた人たちです」と部當さん。リーダーである部當さんと副リーダーのもと、自己分析班、ES(エントリーシート)班、グループディスカッション班、そして面接班の4つに分かれ、それぞれのセミナーを担当。毎週水曜日に会議を行い、約2週間かけてマニュアルを作成し、セミナーを開催します。「最初は、Own Work Noteの周知のため、テーマを決めない講座を開催し、そこから次の内容へ進めています。私たちのセミナーの内容は、就職支援課が開催する就職準備講座と補完関係になっています。就職支援課では、プロの講師がテクニカルな部分を教えてくれるので、私たちは、自分たちの経験をフィードバックするという形。さらに言えば、自分たちの失敗談や実際に経験したトラブルなどを基軸にした内容なので、より、就職活動を行う学生に寄り添ったものになっています」。


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自分もOwn Work Note参加で「エンジンがかかった」

 「就職体験談によくある、成功者の武勇伝のような内容と違って、私たちのセミナーは、私たちがどうやって失敗を乗り越えて内定を得たか、という話から始まります。だから、まだ就職に関して具体的な考えがなく準備していない学生でも、引け目を感じずに素直に話を聞き、不安を口にできる。間口が広いところが特長です」と部當さん。部當さん自身もスロースターターだったそうで、「取り組まないといけないけど、プロが講師をする就職活動セミナーだと、もう就活準備を整えた、目標や課題が見えている学生たちが参加しているので、ハードルが高いと感じていました。でも、Own Work Noteで、何もわからないまま参加した自分にも先輩たちが対応してくれたことがきっかけで、自分の就職活動がうまくいったんです。その時から、自分もこの活動をしよう、と考えていました」と話してくれました。

 もちろん、企画から運営まで学生主体でやる中で、難しいこともあります。「例えば、自分が体験したこととは違う道に進む人もいっぱいいます。果たして、この内容のセミナーで正解なのか、判断が難しい。でもそんな時、就職支援課の方が、『Own Work Noteは、こうすれば内定がもらえる、ということを教える組織ではなくて、メンバーがどうやって失敗を乗り越えたか、人それぞれの経験を共有することで後輩たちに選択肢を与えるものだから、自分たちができる内容で大丈夫』と言ってくださいました」。受講した後輩からのアンケートでも、失敗談や、そんな中でどうやってモチベーションを保ったか、などという体験談が心強かったという声が寄せられているそうです。

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具体的な就活方針が決まっていない人こそ、参加を

 木曜日のセミナー当日、就職活動準備を控えた学生たちが、次々と集まってきました。「毎回、定員を超える参加があります」と部當さん。例えば自己分析のセミナーは、まず自己分析を就職活動の中でどうとらえるべきか、という話から開始し、自己分析に対する共通認識を持ったうえで、体験してもらいます。ESに関しては、メンバーが自らの就職活動で感じた「企業はESに対し、何を求めているのか」を伝えたあと、その下地となるものを作成します。また、面接やグループディスカッションのセミナーでは、「こうすれば通る」ということを教えるのではなく、「独特の緊張感を体験してもらい、そのためには何が必要かを自分で認識してもらう、ということを意識しています」。面接対策のセミナーで、面接官役はスタッフがやりますが、「私たちにも、どんな答えが正解かはわかりません。正解の答えや、うまい受け答えができているかどうかは、それほど問題ではないんです。できなかった時、できなかった理由を考えて、面接が始まるまでにどんな対策があればいいかを考えます」。集まってくる学生は、「まだ。方針が決まっていない人がほとんど」と部當さん。だからこそ、「就活の動き始めのサポート役」が必要なのです。Own Work Noteの支援で、社会へ飛び立つための、小さくても、確実な一歩を踏み出す学生たちが、今年も生まれています。

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(2019年2月21日掲載)

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総務課 広報戦略室

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