WEBマガジン「KUMADAI NOW」留学現地リポート:可能性を広げたフランスでの留学生活[フランス ボルドー・モンテーニュ大学]

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語学は日本で基礎力をつけておくと早く上達することを実感

熊本大学の交換留学制度を利用し、フランスのボルドー・モンテーニュ大学に留学中の永井蓮さん(文学部文学科)。留学前のエピソードや現地での様子を紹介します。
Q.留学したきっかけは何ですか?
A.以前から漠然と「日本とは違う文化の中で生活してみたい」という憧れがありました。大学生になって始めたフランス語がとても好きになり、フランスで生活してみたいと思うようになりました。
Q.留学前の準備で大変だったことはありましたか?
A.寮の手続きがややこしくて、正式に手続きが完了したのは渡仏してから3カ月後でした。先生に手伝っていただきながら、なんとかできましたが、問い合わせをしても返事が来なかったり、人によって情報が異なったりでとても混乱しました。
語学は、先輩から「日本で基礎力をつけてからフランスに行った方が早く上達するよ」と教えていただいていたので、留学前から力を入れて勉強しました。実際に知っている単語や文法の数が多いほど、自分が伝えたい話の幅が広がることを実感しています。
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授業はついていくだけで必死。でも、フランス語での会話は楽しい

Q.留学先ではどんな授業を受けられていますか?
A.前期(9~12月)は、DEFLEというボルドー大学附属の語学学校でフランス語を学びました。クラスはレベルごとに5つに分かれていて、自分のレベルに合った授業を受講できます。オーラルの授業では映画やテレビCMなどを教材にして、リスニングやディスカッション、プレゼンテーションを行います。特にプレゼンテーションは、一人ひとり発表の場があり、文法の誤りや細かい発音まで指導が受けられ、とても充実していました。作文の授業では、メールや日記、新聞記事、論文などさまざまなジャンルで使われる表現を学び、自分が書いた文章を添削してもらいます。
後期(1~5月)はフランス語学やフランス文学の授業を聴講しています。また、日本の歴史や近現代文学をフランス語に訳する授業にも参加し、フランス語力の向上に努めています。
Q.授業以外の時間はどのように過ごしていますか?
A.毎週2時間、ボルドー大学の日本語学科の授業にボランティアとして参加しています。フランス人学生の質問に答えたり、会話の相手役をします。この授業をきっかけにフランス人学生と仲良くなることができました。また、月に何度か日本人の方が開いている社会人向けの日本語教室のお手伝いをしています。どちらもフランス語で日本語文法の説明が求められるので、日常生活で使うフランス語とはまた別の難しさがあり、私自身の勉強にもなっています。
休日はフランス人の友達にフランスの家庭料理を教えてもらったり、反対に私が日本料理をふるまったり、友達と食事をしながら過ごすことが多いです。天気が良い日は、パンやチーズ、ワインなどを持ち寄って外で食べます。夜は、ソワレと呼ばれるパーティーを楽しんでいます。ソワレは初対面の人と仲良くなるチャンスなので、積極的に参加しています。
Q.留学中の楽しみと大変なことは何ですか?
A.楽しいことは、フランス人の友達と同じ時間を過ごすこと。拙いながらも伝えたいことを伝えられるようになってきたと実感しています。今はフランス語で話すことが楽しくて、毎日とても充実しています。
反対に大変なことは、授業の予習復習です。語学学校の授業と違い、後期の授業は専門性が高く、使われるフランス語も難しいので、ついていくだけで必死。わからないところは、友達に教えてもらってなんとか理解できているような状態なので、毎日の復習が欠かせません。
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帰国後は日本国内を旅行して、もっと日本を知りたい

Q.帰国後やりたいことはありますか?
A.日本国内をたくさん旅行したいです。フランス国内や近隣の国を旅行し、美しい街や景色にたくさん出会いました。街それぞれに違った色を持っていて、そのどれもが魅力的でした。今まで日本であちこち旅行することがなかったので、今度は日本の美しい場所をたくさん訪れて、もっと日本のことをよく知りたいと思っています。

Q.これから留学をしたいと思っている方にアドバイスやメッセージをお願いします。
A.留学の一番の魅力は、人との出会いだと思います。私は留学先でさまざまな価値観を持つ人たちと出会ったことで、自分の人生に新たな選択肢が生まれ、可能性が広がったように感じています。ブラジルの作家、コエーリョの言葉に「決心するということは、まるで急流に飛び込んで、そのときには夢にも思わなかった場所に連れてゆかれるようなものなのだ」というものがあります。留学という決断は、きっと今まで思いもしなかった出会いや経験をもたらすはずです。もし留学を迷っている人がいたら、思い切って急流に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
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(2018年3月27日掲載)
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