WEBマガジン「KUMADAI NOW」熊大生が熊本の観光情報を発信!人とのつながりで成長していく観光サイト[Kumarism]

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活動を通して、人と人のつながりの大切さを感じる

2016年6月に設立したKumarism(くまりずむ)は熊本地震からの創造的復興を支援するために、熊本の旅行情報をまとめた「世界一熊本に詳しいサイト」を目指して立ち上がった団体です。熊大生がライターとなり、県内各地を飛び回り、飲食店や観光施設などを取材し、ウェブサイトで情報発信をしています。
代表を務める文学部2年の古賀愛深さんは将来編集者になることを志望しています。「幼いころ、タイに3年間住んでいました。そのことがきっかけで、中学生のころから将来は東南アジアの旅行雑誌を作りたいと思っています。その話を周りにしていたら、友達からKumarismを教えてもらい、1年の秋から活動に参加しています」。憧れの夢に近づく活動をしている古賀さんは「活動は楽しいし、地域の方から『あなたたちのような若い人が来てくれて嬉しい』とおっしゃっていただけることが嬉しい。Kumarismの活動は、地域の情報発信だけでなく、地域交流も含まれるんだと思っています」と語ります。
文学部2年久保七海さんは旅好きが高じてKumarismに入ったメンバーです。「古民家カフェに取材に行くことが多いです。最近は伝統工芸品にも興味があって、先日、水俣のはぐれ雲工房で紙漉き体験をしました」。いろんな土地で、いろんな人から話が聞けることは、得られるものが大きいと話す久保さん。「取材先で偶然観光協会の方とお会いして話が聞けたり、出会った方から他の人やお店を紹介してもらって、新たな話が聞けることがよくあります。ネットワークの大切さを感じます」。古賀さんも「人とのつながりを大切にしたい」と話します。「自ら取材交渉をすることもあれば、地域の観光協会や企業の方から取材依頼が来ることもあります。それは地域の人や大学の先生がKumarismの紹介をしてくださるからです。ありがたいと思っています」。
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高校生に観光記事作成を指導

Kumarismの活動は情報発信に留まりません。熊大のきらめきユースプロジェクトを活用して、高校生に観光記事作成を教える「移動大学みらいずむ」の企画運営を実施しています。「一番に考えていることは、高校生に楽しんでもらえること。本当の授業さながらに授業計画を立てたり、担当も分単位で考えます」。みらいずむは高校側の日程に合わせ、担当メンバーと当日集まれるメンバーでチームを結成し、授業を行います。「お菓子の試食など、普段の授業ではできない面白い企画を盛り込んで工夫をしています」。2016年は30人を対象に1回、2017年は6人と61人を対象に実施しました。古賀さんは「みらいずむのおかげで、高校生のKumarismの認知度が上がっていて嬉しいです」と話します。
県内の人にKumarismを知ってもらい、活用してもらうことが今後の目標。「『世界一熊本に詳しいサイト』が設立当初の目標ですが、まずは県内の人に知ってもらわないと、県外に広められないと思っています。そして、最終ゴールは、熊本に旅行に来てもらうことです」と古賀さんは意気込みます。また、「『面白い』とか『記事を見て出かけてみた』とか、そんな感想が聞けるような記事を書きたい」と自身の目標も掲げています。
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「文系の道もいいかも」理系学生も楽しく活動中!

「地震のこともあり、せっかくならボランティア系のサークルで復興支援をしたいと思っていたところ、Kumarismがちょうど理系学生とカメラマンを募集していたので入りました」と話す工学部3年の杉本翼さんは、福岡県出身で2017年春に高専から熊大へ編入してきた学生です。他のメンバーとの取材に同行して撮影をしたり、みらいずむでカメラの講師も務めています。また、Kumarismは全員ライターなので、杉本さんも記事を作成します。「取材時にどんな質問をしたらいいのか悩みます。そのときは十分聞いたと思っても、記事を書いている途中であれも聞けばよかった、と思うことがたくさん。でも、次は失敗しないぞと反省を活かすように心がけています」。
杉本さんはKumarismに入って、さまざまな発見があったと語ります。「熊本で温泉と言えば、黒川温泉のイメージでした。植木温泉があるなんて、Kumarismに入らなければ知らなかったし、行かなかったと思います。お湯がトロトロとして気持ち良いんですよ」と楽しそうに話します。また、元々将来はエンジニアを目指していた杉本さん。しかし、「Kumarismに入って、文系の道もいいかもと思えるようになった」と語ります。
現在、活動の傍ら、サイトのリニューアルも進めています。「今のサイトは業者に依頼しているもので、自分たちで管理運営できるサイトを作っています。理系の腕の見せどころですね」と杉本さんは張り切ります。
現在、文学部と工学部の学生で構成されているKumarismですが、「みんな仲良し!」とメンバーは口をそろえます。週末のおでかけに、Kumarismのサイトを活用してみてはいかがでしょうか?

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(2018年1月15日掲載)
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マーケティング推進部広報戦略室
096-342-3122