WEBマガジン「KUMADAI NOW」5年ぶりインカレ出場!仲良し水球部[水球部]

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世界が違ったインカレ、初戦敗退するも良い刺激に

image02.jpg 「水中の格闘技」と呼ばれる水球。戦いのコートは水深2m以上あるプールで、見かけ以上にハードなスポーツです。九州ではどちらかといえばマイナーな競技ですが、オリンピック競技にもなっています。
熊大水球部は、もともと熊本県内の高校出身の水球部OBが創立した同好会。大会に出場するために部となりました。大会初出場は2011年。2015年に部員が増え、2016年に5年ぶりにインカレ出場を果たしました。「全国の舞台は今まで見てきた世界と全く違いました。結果は1回戦敗退でしたが、みんな成長できたと思います」と話すのは、部長を務める教育学部3年の松尾祐さん。教育学部1年の古閑陽丞さんと工学部1年の坂本將さんは「高校時代と比べて自分自身は成長していたが、周りのレベルが違った」と語ります。
水球を始めたきっかけは、「友達や先輩に誘われた」「高校入学を機に新しいスポーツをやってみたかった」などさまざま。中学まで野球をしていた文学部1年の平野天聖さんは「水球は野球よりも楽そうなイメージがありましたが、実際やってみるとキツくて。練習を休みたいと思うこともありますが、オフシーズンになると『水球をやりたい!』と思うほど水球が好きになりました。点数を決めたときの喜びを体が覚えているんだと感じます」と話します。工学部2年の廣田悠さんも「高校生のときに競泳から水球に移りました。水球は競泳と違ってチームプレイなので、チームの連携が上手くできたときの方が楽しさを感じます」と水球の魅力を語ります。シュートを決めるのが好きだと話すのは古閑さん。「中学まで野球をしていたからか、点数を取りに行きたくて。そのせいでディフェンスがおろそかになることがよくあります(苦笑)」。

チーム練習が難しい…だけど、みんな仲良し!

image03.jpg 「練習は済々黌高校水球部と一緒にさせてもらっています。高校生への指導も行います」と松尾さん。屋外プールなので、夏場はほぼ毎日練習をしますが、冬場はプールを借りることができたときのみ。他は各自トレーニングを重ねたり、高校生たちとハンドボールをすることで、練習しています。松尾さんが「高校時代に比べると、勉強と部活の両立は難しくない」と話す一方で、廣田さんは「大学生だから時間割がバラバラ。アルバイトもあったり、なかなかチームで練習することが難しくなりました」。
しかし、部員同士の仲が良く楽しく練習ができていると松尾さんは語ります。「試合の前日はみんなで集まってゲームをして緊張をほぐすんです」と廣田さん。古閑さんは「1年生の中に円陣を組むのが好きな人がいて、みんなで日本代表の真似をして円陣を組んで場を和ませています」と教えてくれました。
県内で水球部がある大学は熊本大学のみ。九州でも九州大学と佐賀の大学にしかないそうです。しかし、九州大会が開催できるようになるかもしれないなど少しずつ活性を見せている段階にあります。松尾さんは「熊本の水球界を盛り上げていきたい」と意気込みを見せ、「大学卒業後も中学校の教員になって水球部の顧問になりたい」と将来の夢を語ってくれました。平野さんも「英語を学んで、海外で働きたいと思っていますが、海外でも水球に携われるようなことがしたいです」と語ります。

1名の女子プレーヤー、1名の3年生

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現在部員は13名。監督兼マネージャーを務める院生が1名、学部生のプレーヤーが10名、マネージャーが2名います。1年生には女子プレイヤーが1名います。「残念ながら彼女は大会には出られませんが、一緒に練習している高校生の中にも女子プレイヤーがいます。彼女たちが熊本大学へ来てくれたら、いつかは女子も大会出場することができます。そうなったらいいですね」と松尾さん。
実は松尾さんも3年生ただ1名の部員です。「松尾さんが引退したら、次は僕たちの代になります。だから、自分たちがチームを引っ張って後輩に引き継いでいけるように、松尾さんのやっていることを見ながら、松尾さんのサポートを行っていきたい」と廣田さん。頼もしい後輩に松尾さんからは笑みがこぼれます。「2017年もインカレに出場して、1勝以上することが目標です」と松尾さん。「2016年のインカレは自分の納得いくプレイができませんでした。新しいポジションも経験して、次こそは自分の納得がいくプレイをしたいです!」と最後に個人目標も語ってくれました。
(2017年3月1日掲載)
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