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世界で初めてヒトiPS細胞から3次元腎臓組織作成に成功~腎臓再生医療への扉を開く~

 熊本大学発生医学研究所の研究グループは、胎内における腎臓の形成過程を明らかにし、この知見に基づいて試験管内でマウスES細胞*1及びヒトiPS細胞*2から3次元の腎臓組織を誘導することに成功しました。

 本成果は、腎臓が母胎内で形作られる仕組みを明らかにするとともに、世界で初めて試験管内での3次元腎臓組織の構築を実現したもので、腎臓の再生医療へ向けた大きな一歩です。またこの方法を元に、腎臓の病気を試験管内で再現できる可能性があり、病因の解明と創薬開発につながることが期待されます。
 この研究は、熊本大学発生医学研究所腎臓発生分野の太口敦博さん(大学院医学教育部博士課程4年次)、西中村隆一教授らが行ったもので、科学技術振興機構CREST「人工多能性幹細胞(iPS細胞)作成・制御等の医療基盤技術」、科学研究費補助金、熊本大学グローバルCOE「細胞系譜制御研究の国際的人材育成ユニット」の支援を受けました。

 本研究成果は、科学雑誌「Cell Stem Cell」オンライン版に12月12日12:00正午(アメリカ東部時間)に掲載されます。

*1 ES細胞:受精卵から作られた万能細胞
*2 iPS細胞:皮膚から作られた万能細胞

詳細:プレスリリース本文(PDF 1.4MB)

【研究内容に関する問い合わせ先】
熊本大学発生医学研究所 腎臓発生分野
教授 西中村 隆一(にしなかむら りゅういち)
電話:096-373-6615
 E-mail:ryuichi※kumamoto-u.ac.jp
    (※を@に置き換えてください)

 

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