ノーベル化学賞受賞者 ヨハン・ダイゼンホーファー博士が来学しました

平成25年10月11日、1988年のノーベル化学賞(1985年の光合成反応中心のX線結晶構造解析の業績による)受賞者のヨハン・ダイゼンホーファー博士(J. Deisenhofer博士)夫妻が来学し、京都大学の三木邦夫教授とともに、谷口学長を表敬訪問しました。

ダイゼンホーファー博士は、専門が構造生物学・蛋白質結晶学であり、今回は日本学術振興会の平成25年度外国人著名研究者招へい事業(受入研究者:三木邦夫教授)で来日され、学長表敬のほか、熊本大学の黒髪地区で開催の平成25年度日本結晶学会年会(実行委員長、自然科学研究科吉朝朗教授)において特別講演(13日)、並びに大江地区で薬学教育部の大学院生へ講義(11日)を行いました。

谷口学長がダイゼンホーファー博士も注目の光合成関連タンパク質の酸化還元電位に関する研究を発表していたことや熊本大学の前身の第五高等学校出身の寺田寅彦博士が結晶学の創成期にX線と結晶の研究を日本で行い、Nature誌に発表していたことなどもあり、表敬では多岐にわたる意見交換が行われました。

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写真左から ヨハン・ダイゼンホーファー博士夫人、同博士、谷口学長、
三木教授(京都大学)、山縣副学長

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