第10回熊本大学フォーラム

第10回熊本大学フォーラム(スラバヤ)を開催

熊本大学は、平成25年11月25日(月)、26日(火)の2日間、第10回熊本大学フォーラムをインドネシア・スラバヤで開催しました。本フォーラムでは、近年、日本の高等教育施策において交流促進が重視されているASEAN諸国の中でも、本学の海外オフィスを拠点として長年活発な教育研究交流・学生交流を行ってきたインドネシア・スラバヤ工科大学(ITS)との交流拡充及びインドネシア有数の総合大学として評価が高いアイルランガ大学(UNAIR)との交流開始に焦点を当て、両大学の協力の下で開催しました。

11月25日(月)は、アイルランガ大学と本学との大学間学術交流協定調印式をアイルランガ大学において行いました。調印式では、アイルランガ大学のH. Fasich, Apt学長及び本学の谷口功学長による挨拶に続き、西村泰治大学院医学教育部副教育部長から本協定についての経緯説明がありました。

午後からは、アイルランガ大学の医学部、薬学部、保健学部及び人文学部で、研究者及び学生の交流を行いました。また、スラバヤ工科大学では、本学の教授陣による特別講義を行い、6会場合わせて600人を超える研究者及び学生が聴講しました。

11月26日(火)は、シェラトン・スラバヤ・ホテル&タワーズに会場を移し、フォーラム実行委員長の原田信志理事・副学長の開会挨拶で幕を開けました。開会後は、スラバヤ工科大学と本学との修士課程ダブルディグリープログラム協定の締結、スラバヤ工科大学連合と本学との大学間学術・学生交流協定の更新に係る調印式をそれぞれ行い、熊本大学、スラバヤ工科大学及びアイルランガ大学の3大学学長による基調講演を行いました。

午後からは、自然科学系並びに生命科学系及び人文社会科学系の2会場に別れ、日イ両国の大学から学部・研究科等の紹介及び最近の研究についての発表等を行いました。

一方では、フォーラムと併行して、3大学の学長による在スラバヤ日本国総領事館・野村昇総領事への表敬訪問、インドネシアに在住する本学OB・OGの交流会、熊本県・市、大学コンソーシアム熊本及び熊本大学博士課程教育リーディングプログラム「HIGOプログラム」を紹介するブースの出展、3大学の学部学科等を紹介するパネル展示等の多彩なイベントを行いました。また、地元メディアによる記者会見も開かれ、本フォーラムに対する関心の高さが伺えました。

シェラトン・スラバヤ・ホテル&タワーズでのイベントには、スラバヤ工科大学、アイルランガ大学の教職員、学生を中心に400人を超える参加者があり、フォーラムは盛会裏に閉幕しました。

フォーラム閉会後の11月28日(木)には、アイルランガ大学の日本研究学科の学生(約40人)から本学の学生に宛てた手紙が授業の中で紹介されるなど、日イ両国の大学間交流が深まりを見せており、本フォーラムを契機として、今後一層の国際交流の進展が期待されます。

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アイルランガ大学との大学間学術交流協定調印式

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アイルランガ大学での本学研究部等の説明風景

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スラバヤ工科大学での出張講義の様子

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スラバヤ工科大学との修士課程ダブルディグリープログラム協定調印式

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記念撮影

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熊本大学についての紹介コーナー

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インドネシア在住の熊本大学OB・OGの交流会

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懇親会の様子

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