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WEBマガジン「KUMADAI NOW」地域貢献と環境美化に努める縁の下の力持ち[紫熊祭実行委員会環境部]

クレームから始まったZERO PROJECT、違反ゴミが減ってきた!

 熊本大学の一大イベントの一つ、紫熊祭。華やかなイベントだけに、その企画運営にあたる紫熊祭実行委員会も、なんだか華やかな活動をしているイメージがある人も多いはず。しかし、実行委員会の活動は幅広く、中にはあまり表舞台には出ず、縁の下の力持ち的存在の活動もあります。
 その一つが環境部。第六回紫熊祭実行委員会環境部の部長を務めたのは工学部2年の阿南陸さん。企画や広報に携わる部などがある中で、「表に出ることよりも裏で支えることがしたかった」と環境部を志願したそうです。
 環境部の活動は大きく分けて2つ。紫熊祭期間中の場内の環境整備と期間外の地域清掃です。「期間外の地域清掃は、紫熊祭期間中は騒音や交通の面で地域の方々に迷惑をかけてしまうことから、代わりに地域のためにできることとして始まりました」。地域清掃には2種類あり、実行委員会全体で黒髪地区と市街地周辺のゴミ拾いを行うものと、地域と連携して行う「ZERO PROJECT」があります。実行委員会での地域清掃は以前から実施され続けてきた活動ですが、ZERO PROJECTは第四回紫熊祭実行委員会から。ZERO PROJECTが始まったきっかけについて阿南さんは「熊大生のゴミ出しマナーが悪かったから」と話します。「日時が守られていない、分別ができていないということで地域の方から大学の学生支援部へクレームが入りました。そこで学生支援部から紫熊祭の期間中は地域に迷惑をかけることが多いから紫熊祭実行委員会で何かできないかと提案があり、ZERO PROJECTが始まりました」。
 ZERO PROJECTは、紫熊祭実行委員会環境部のメンバーと地域の方とNPO法人キャンパスが連携して、黒髪地区のゴミステーションを回り、違反ゴミの取り締まりを行ったり、学生向けのワークショップを開催し、ゴミ出しのマナーやマナー違反が地域に与える影響などについて学びます。阿南さんは「1年前と比べ、違反ゴミの数が減りました。自分たちの活動の効果を実感しています」と語ります。違反ゴミは回収するのではなく、何が違反なのかを書いた違反シールを貼り、ゴミを出した人はもちろん、それを目にした人にも注意喚起を行います。その地道な活動が目に見える効果につながったのではないか、と阿南さんは考えます。
 

 

前年よりゴミが増えた紫熊祭。臨機応変に対応!

 紫熊祭期間中は、紫熊祭専用のゴミ箱の設置・管理とゴミ集積場の管理、仮設水道の設置・管理、駐車場の交通整備を行います。第六回紫熊祭では、前年を上回る来場者数でゴミ箱が不足する事態が起きました。「私は全体統括をしていたので現場に出ていなかったのですが、現場を回っていた部員から、もやすゴミのゴミ箱の数を増やした方が良いと提案があり、各ポイント1つしか置いていなかったゴミ箱を2つに増やしました。ゴミ袋も足りなくなり、祭期間中に買い足しました。ゴミ回収のシフトも組んでいたのですが、予想を上回る早さでゴミ箱がいっぱいになるので回収頻度も高め、場内美化に務めました」と阿南さん。不測の事態にも臨機応変に対応できたのは、部員全体で話し合いがきちんとできていたからだと話します。
 

ルール違反が迷惑になることを自覚して!

 第六回紫熊祭実行委員会の任期は2017年12月まで。年が明けると、1年生に代替わりし、第七回紫熊祭実行委員会が発足します。阿南さんはこれまでの活動に加え、新入生向けにゴミ出しルールのマナーを伝えたいと考えています。「春になると引っ越しや、これまで実家暮らしだった人が一人暮らしを始めて自分でゴミの管理をし始めるため、違反ゴミが増えてしまうんです。私自身も実家暮らしで環境部に入るまでゴミの分別を注意深く意識したことはなかったし、知らないことも多かったと感じます。そこで、SNSなどを通じて広報できないかな、と考えています」。しかし、「私は第六回で引退。主体になるのは後輩なので、後輩たちには自分たちで主体的に考えて動いてほしい。自分たちの活動がいかに地域貢献につながるかを実感してほしいと思います」と、後輩たちの成長に期待を寄せます。
 阿南さんは環境部に入って、いかに熊大生のゴミ出しマナーが悪いかを実感したと語ります。「自分たちが生活している場は自分たちだけのものではない。たかがゴミ出しのルールと思うかもしれないけれど、ゴミ出しマナーの悪さは治安の悪さにつながるんです。空き巣犯はゴミステーションの様子を見て、地域の連携力を判断し、空き巣に入るそうです。また、放置してあるゴミに放火されることもあります。ルール違反が他人にも迷惑をかけることをみんなが自覚する必要があると思います」。違反ゴミがゼロになるように、一人ひとりが心がけていきましょう。

 
 
 
(2018年2月13日掲載)
 
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